現役中学生が語る帰国体験談 PartⅡ
武田 周くん [聖光学院 08年度中学3年生]

※写真は左が武田くん
経歴
海外での滞在年数
イギリス テルフォード 0歳~1歳まで(1年間)
中国 香港 6歳~12歳まで(5年8ヵ月)香港日本人小学校大埔校
■受験対策はどのようにしましたか?
・英語⇒英語がある学校は聖光学院しか受けなかったので、過去問を中心に勉強した。
・国語⇒国語は特に苦手だったので、塾の先生に特訓してもらった。
・数学⇒得意科目だったので、得点源になると思い一般入試でも十分通じるくらいの力をつけるように努力した。
■入学後の学院生活について
とても楽しい。僕の場合、父がまだ現地に残って仕事しており、家族が離れた生活をしていて寂しいところもあるが、
入学した学校は、勉強・友達・行事など全てにおいて非常に満足している。
■帰国子女でよかったと感じることは?
海外滞在中、いろんな国を見せてもらったこともあり、他の人より考え方の視野が広いと思う。
■海外滞在中で感じた不安や悩みは?
どんな学校があるのか分からなかった。
■帰国後に感じた海外と日本の文化的違いは?
中国人は自己主張が強く、どんな場所でも大きい声でわめきちらすが、日本では時と場合をわきまえている。
■帰国子女の後輩にメッセージを!!
非英語圏の皆様へ。英語は出来なくても国語・算数で合格できます。
プラス、理科・社会もしっかり勉強しておくと一般受験もあり得ます。
双子の兄弟の片方は帰国で残念で、一般で合格し同じ学校に通っています。
現役中学生が語る帰国体験談 PartⅠ
大川 眞朋くん [聖光学院 08年度中学3年生]

※写真は左が大川くん
経歴
海外での滞在年数
アメリカ ロチェスター 1.5歳~3歳まで(約2年間)
アメリカ コネチカット 5歳~9歳まで(3年6ヵ月)Cos Cob、富士見台小学校
■受験対策はどのようにしましたか?
・英語⇒特になし(過去問題2年分)
・国語・算数⇒塾と過去問題
■入学後の学院生活について
聖光学院は実に良い学校でして、とても満足している次第であります。
中学入試では、ここしか受からなかったわけなのですが、不幸中の幸いと言いますか本当にすばらしい学校です。
日本語のハンデは小学校のうちに解消されていたので、あまり深く考えていません。
逆に英語ですが僕の英語は向こうで言う小学校3年生レベルなので、低下する心配は全くしていません。
ただ、アメリカの同級生はだんだん大人の英語に近づいていますので、何だかどんどん突き放されているようで、寂しいです。
聖光学院は帰国生のための教室も設けてくださっていて、ネイティブの方と話せます。
しかし、英語が上達するためにはやっぱり自分の努力しかないわけで、甘んじていられません。
■帰国子女でよかったと感じることは?
インターネットで自分の調べたいことを英語の形で理解できることです。(youtube、映画)
■海外滞在中で感じた不安や悩みは?
やっぱり始めのうちは話せないわけで、バックパックに単語帳(母が作ってくれた)を入れていました。
しかし、結局は単語帳など一度も開くこともなく、どんどん言葉を覚えていきました。
その頃は「不安」や「悩み」と言った言葉すら知らないわけでして、故にそのような感情もありませんでした。
■帰国後に感じた海外と日本の文化的違いは?
家や学校での履物は、ずっと外履きだったアメリカに比べ、日本では上履きや裸足だったり、給食とか掃除とかがあったりで、日本とアメリカはやっぱり違うんだなと思いました。
また、向こうは肌の色が様々で、特に疎外感はありませんでしたが、日本で暮らす外国人はどうなのか疑問です。
■言葉の問題で苦労したことは?
例えば、帰国後の校長先生の朝礼で「富士見台小学校は全国で一番生徒数が多い」という箇所がありました。「全国」というと、全ての国と思い、感動したものです。
■帰国子女の後輩にメッセージを!!
海外にいると母国を、母国にいると海外を求める気持ちがあると思います。
そんな時は、未来の海外を懐かしむ自分を思って、母国を懐かしむ自分を思って、今、自分がいる場所の思い出をたくさん作りましょう!