海外在住 お母さまインタビュー VOL.1 マニラ編

「海外子女.com」では、海外在住で、子育て・教育に奮闘中のお母さま方からさまざまな要望や、不安、悩みをお聞きし、より有益な情報提供ができるように、 「海外在住お母さまインタビュー」を実施していきます。
今回は、第1弾 「マニラ在住お母さまインタビュー」です。


今回、インタビューにご協力いただいた3名のお母さま方

*齋藤幸妃 (サイトウ ユキ)さん      *斉藤沙織 (サイトウ サオリ) さん     *中川朗子 (ナカガワ アキコ)さん


プロフィール

海外在住歴は?
*齋藤さん:
フィリピンは、1年弱ですが、その前に、バンコクに3年くらいいましたので、4年です。
*斉藤さん: フィリピンに2年です 。
*中川さん: 主人がこちら(マニラ)で会社を経営していますので、結婚してからずっとフィリピンです。

今後のご帰国などのご予定は?
*齋藤さん:
未定です。海外にいるのが長くなるかもしれないし、2~3年後に帰国になるかもしれません 。
*斉藤さん: もうこの4月に帰国が決まっているんです。帰国地は福島の予定です。
海外はもうたぶんないんじゃないかと思います 。

お子さまは?
*齋藤さん:
4歳の娘と、2歳半の息子がいます。現在は、アメリカ系の幼稚園に通わせています。
*斉藤さん: 4歳の娘がいます。齋藤さんとは別のところですが、インターの幼稚園に通わせています。
*中川さん: 3歳の息子と、8カ月の息子の2人です。うちもインターの幼稚園です。

日本語と英語、どっちを学ばせたい?

みなさん、幼稚園では英語で過ごされているんですね? ことばの問題はありませんか?
*斉藤さん: 先生は英語しかしゃべらないので、はじめはありました。わたしの娘が行っているところは、日本人が多めで、日本語を校内でしゃべってもいいところなんで、当然その分、英語力の伸びは悪いんですけど(笑)、なかには、英語しかダメっていうスクールもあって、そこでは、日本人同士が校内であっても、英語でしゃべるという感じです 。

すると、日本語の教育は?
*齋藤さん: 家庭では、日本語を使って会話をしています。それも十分かどうか・・・・・。
4歳の子はわりと日本語が達者なほうですけど、2歳の息子は、英語と日本語がごっちゃになっているような状態で、やはり、5,6歳になってみないと日本語がきちんとできているかどうか見極められない状態なんですけれども、今は特に補習とかはしていないので・・・・・・。読み書きの練習帳みたいなのを、日本に帰ったときに大量に買ってきてやらせてはいるんですけど。

小学校もそのままインターへとお考えですか?
*齋藤さん: それもまだわからないんですよ。(海外が)長ければ、逆に日本語をきちんとさせるために、日本人学校に入れるという手もあるし、英語も日本語もとなると、どっちかをどこかで補わないといけないですよね。帰国後のことを考えると、英語力をキープできる教室なり、教材なりがあるといいなと思いますね。
*斉藤さん: うちは、もう帰国なので。
*中川さん: 主人が、(父親の赴任で)こちらで生まれ育っていて、日本人学校から高校受験をしているので、自分と同じ道を歩ませたいと。わたしの希望としては、せっかくこっちにいるので、なかなか国内にいてはできない経験なので、2年くらいインターに通わせるのもいい経験かなと漠然と考えているんですけど 。

海外子女の場合、特に長期的視野で ?

肝心なのは、お子さまの教育を長期的視野で考えることで、その点でいうと帰国後の学校選びは、私立という選択のほうがベターだと思います。
小学校受験や中学の受験については?
*齋藤さん: 知り合いに1人小学校受験をする方がいて、海外からだと受かった例がないと学校側から言われたらしくて、合否はまだ聞いていないんですけど、こっちで受験の準備を進めないといけないし、合格しても来年の4月からすぐに通えるのではなくて、1年くらい任期が残っていると、合格は難しいというふうに。帰国のタイミングとぴったり合わないと小学校受験は難しいのかなと 。
*斉藤さん: うちは地方なので。主人もずっと当然公立で、ま、高校は私立もいいと思うんですけど、中学受験までは、考えていないんじゃないかなと。国立の附属小学校があって、たまたまこの前話をしたんですけど、受験する人もいるけれども、あまりなじみがないみたいな・・・・・・。公立でもじゅうぶんやっていけるという感じで。
*齋藤さん: わたしは中学から私立なので、中学受験はそんなに抵抗がないんですけれど、主人は中学受験はしていないので、まあどっか公立でいいんじゃないかって(笑) 。
*中川さん: (生活の基盤が現地なので)できれば、家族というのが大事だと思っているので、あまり離れてばらばらには暮らしたくないなと。高校からでも早いかなと思っているくらいなので、(帰国となれば)母親が一緒に行きますけれど、父親の存在も大事だと思うので、家族みんなでできるかぎり一緒に過ごしたいんですよね。どうしたらいいかまだ今はわからないですね。
主人としては、高校受験まで日本人学校に通って、高校受験で帰国して、高校から大学とそのまま受験がなくて行けるように、自分と同じように行かせるというのが希望のようなんです

みなさんそれぞれ状況が異なると、まさに三者三様ですね。ところで、今一番の悩みとか希望とかをお聞かせいただけますか?
*齋藤さん: 子どもの教育のことを考えると、今後の帰国の予定を一番にフィックスさせたいところなんですが、それと、日本以外の赴任も可能性があるので、どこにいてもできる教材があればいいなぁと、どのタイミングで日本に帰っても困らないような。
*斉藤さん: 日本に戻ってしまえば、娘は英語を忘れてしまうと思うんですよ。もう4歳半なので、できれば、日本に戻ってからも英語をすこしずつ、身近に感じてくれればいいんですけれど、戻るところが東京ではないので、それもちょっと厳しいのかなと思っています。
*中川さん: ずっとこちらにいるとなると、受験の態勢というか雰囲気作りがどうなのかなって。ぜんぜん詳しくお話をするような方がいないので、わからないんですけれども、受験をめざして、中学2年生くらいから帰国するとか、母親と子どもだけ、先に帰って受験に備えた環境作りをするご家庭もあるって聞いたので。(受験までこちらにいるのが)漠然と不安かなって。
それと、主人のようにこちらで会社をやっている人は少ないんですけど、銀行系で半永久的にこちらにという方は、けっこういらっしゃるんですね。そこのお子さんたちはブリティッシュ系かアメリカ系のインターナショナルに小・中・高まで入れようと思っている人がほとんどで、ここにずっと長くいて、日本人学校に入れようかなっていうのは、うちくらいなんです。それで、うちも2年くらいインターに通わせてみたい気持ちもありますが、そうすると、友だち作りからたいへんだし、英語の補習クラスを受けながらなじんでいくわけですが、それもたいへんだし、今度日本人学校に戻ったら、漢字はぜんぜん追いついていけないし、親はとてもいいと思っても、子どもにはすごいストレスになるのかなって、悩みますね。

両親のコンセンサス

ご主人とはよく話をされますか?
*齋藤さん: わりとわたしに任せてもらっています。勉強は本人がやる気になれば、いつでもできるみたいなところがあるので。ただ、できる人はいいですけど、みんなができるわけではないので、なるべくいい環境に入れてあげたいなとわたしは思っています。
*中川さん: (ずっとこちらにいるので)主人は、まず日本人の軸を作ることが大事で、それができたうえで、将来自分が選びたいんだったら、英語で勉強する道を選べばいいっていう考え方で、日本人学校を経験して、高校も日本の高校にって、考えているみたいです。

今回のインタビュー記事はここまでです。ご協力ありがとうございました。

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